創業者インタビュー


長野県飯山市出身
男4人、女4人の8人兄弟の七人目に生まれる。
子供の頃から、勉強も遊びもリーダー的存在だったとのこと。
趣味は囲碁。40年来、361目で繰り広げられる読みと斗いに魅せられている。
座右の銘は「たとえドブ川の中、志半ばにして倒れるとしても前のめりに倒れたい。」(坂本竜馬)

創業40周年おめでとうございます。
丸山会長は不動産会社でのご経験を経て28歳の時にユアーズコーポレーションを創業されたそうですが、何がきっかけだったのですか?

学生時代から、「いつかは世のため、人のためになる世界に通づる偉大な事業を興したい」と考えていました。
社会人になって、1,000人規模の中堅デベロッパーに勤め、営業部長まで登りつめましたが、浮き沈みの激しい業界に周囲が疲弊していくのを目の当たりにし独立することを決意しました。ある程度資金もありましたしね。昭和49年(1974年)、代官山のアパートの1室で社員4人での船出でした。

創業時は第一次オイルショックの影響で、不動産事業も厳しかったようですね。

そうですね。トイレットペーパーのようなものさえ高騰していた状況で、とても建売住宅という雰囲気ではなかったですね。それまで貯めていた資本金が、半年くらいで底をついてしまいました。
来月、払う給料がないという逼迫した状況にまでなり、空いた時間にアルバイトで日銭を稼いでしのいでいました。朝から夜遅くまで働く私の身体を身重の妻が心配していたことが思い出されます。

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